Re-Bear Project

【詳細】
横：約25cm
高さ：約15cm
奥行：約12cm
素材：アクリルガッシュ、バーニッシュ、ドライフラワー

【作品説明】
私の作品コンセプトは「自然豊かな土地で暮らす自身が受け取った、自然の優しさや恩恵を絵を通してお届けすること。」なのですが、一方で、環境にとても良いとは思えない画材を使い制作することにジレンマを抱えることもありました。そんなときにRe-Bearプロジェクトに出会い、「捨てることを減らし、古いモノに新しいモノを掛け合わせることによって、本当に新しいモノに生まれ変わらせる。」という考えにとても共感しました。
　「付喪神」という言葉があるように、日本人には古いものに精霊が宿るという感覚が備わっているように思います。今回の作品は「長い時を経て苔むした岩」＝「自然の守り神」のイメージで制作しました。青いグラデーションで表現した部分は、植物が茂る様子としてよく描きますが、完成に近づくにつれ、白と青のコントラストが地球のようにも思えるようになりました。
　口元には、ドライフラワーを咥えることができるように穴を空けてあります。ぜひインテリアに合わせて様々な植物で楽しんでみて下さい。苔むす木彫りの熊が、可愛らしい守り神になることを願って。


【アーティスト紹介】
関口 彩
1983年富山県生まれ。会社員のかたわら独学で絵画制作活動を始め、2017年より画業に専念する。
現在は各地での個展開催を中心に、装画やパッケージデザインやコラム執筆なども手がけている。
作品は、動植物や石など自然のものを独自の視点で切り取り、青い色彩と細やかな筆使いで描くのが特徴。自身が暮らす、自然豊かな土地からインスピレーションを得て作品にし、絵を通して自然の優しさや恩恵を届けたいと願いながら制作をしている。
2021年国際アートフェアUNKNOWN ASIAにて中居大輔賞受賞。

Instagram
https://www.instagram.com/ayarts/?hl=ja

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